兄から準備はしとけよと
言われてるが…
母はまだ一生懸命生きている
本人は今自分がどんな状況か
わかってるかは謎だけど
施設にいるが
透析先から酸素ボンベを
届けられ
今何度か使っていて
いつ何時な感じではある
だから
準備を始めなきゃと
母が好きだった着物を選ぼうとは
思っているがたくさんあり
どれがいいやらになった今…
あとお布施の袋やらと
色々考えたら
やはり気分は落ち込み
モヤモヤとなる。
まだ母は生きて
施設で暮らしている。
明日は母に差し入れお届けを
してくるよ。
叫ぶよ…
ちょいと叫ばしてもらいます！
他人が口を
挟まないでくださいませんかね！！
変な事を母に
植え付けないでください！
腹が立つ！
前からだったけど！！
いくら母の友達でも
そこまで踏み込むのは、
頂けないです！
口では心配しながら
精神的に追い込まれた事があるから
私に電話してきて…
母の友達で
私の幼馴染の母であっても！
いい加減にしてください！になる。
何がしたいんだろう…
親切という名の
ありがた迷惑だわ！
本当に…
電話…
前は
母からの電話は
大嫌いだった…
厄介なこと
施設のスタッフさんへの愚痴
食べたい物とかばかりで
楽しい話はなかったから
だけど今は
電話するのも辛いのか
本当に食べたい物があったら
電話してくるみたいな
今は食べないとだから
私が差し入れする前の日夜に
電話をするが
いらない、食べたい物がないと言う。
それでも何とか食べてもらうために
色々誘導してやっとそれ食べたいと
言ってくれるパターンだ。
その間
母と話しているが
呼吸が酷く荒い
たまに突然黙り
そのまま無言に
いくら呼んでも返事なく
電話を切るというのが
最近ある。
兄曰く
水の中で溺れてる感じだろうと
言っていた。
兄は薬剤師で色々な患者さんと
関わってきて見てるようで
母と同じ感じを知っていた。
部屋に置いた酸素ボンベを
２日前初めて使ったようだし…
母はいつまで生きていけるだろうかと
ふと…思う。
おそらく差し入れすら
食べなくなったら…ヤバいだろう。
今はまだ何とか食べているが。
とりあえず
今日も差し入れお届けしてきたよ。
そして、土曜日の夜にまた
私は差し入れするために
何食べたいか母に電話をする。
母…
嫌だけど…
いつなにが起きても不思議ではない
母の状態だから…
色々準備しとかねば
私の差し入れ以外も
しっかり食べてくれたら
また状況が変わる…かも？
なんだけど…
このままだと…うん…
嫌なんだけど…仕方ない…
それが母の選択ならば…
どうする事もできない私には
母について…
火曜日まで雨みたいだから
兄貴に頼んで車を出してもらい
母に差し入れお届けしてきた。
その時に、兄貴とちゃんと
母について話をした。
母は相変わらず
自分の好きなもの以外
食べず…このまま行けば
治療はおろか検査すらできず
そのまま入院する羽目に
なるだろう。
そして…だろうとも。
それは遠い話ではなく
近いだろうとも。
このまま行けば…だが。
だから、お互い覚悟を決めて
その時が来てもいいように
準備をしようと話した。
私も今の母を見て
兄貴と同じことを感じていたから
同意した。
これから母が…な時の為に
準備をしていこうと決めた。
もちろん、
差し入れお届けもできる限り
していく。
母が食べてくれるならば。
持っていくよ私は。
兄貴は相変わらずしないようだが…
そこは変わらないんだな…おい！に
まぁ、車出してくれただけでも
良しとしよか笑
今日は…
母の誕生日だ！
おめでとう母🎉
だがしかし
朝6時に電話してきて
まだ晩御飯食べてないと
言われてもw
今、あさ！夜じゃないから！と
叫んだわ…さすがに！
ボケたか⁈と焦ったよね
受話器越しから聞こえてきたのは
スタッフさんがおはよう！と言う声で
母もそのまま、おはよう！って
なんだそれー！になったわ。
さっきまで夜だったでしょ！あなた！
…になるよね。
で、普通に切られた電話…
うん、なんだこれ…に。
とりあえず、施設まで
先ほど誕生日プレゼントと
差し入れをしてきたが。
また電話きて
詳しく聞いたら
血圧が、かなり下がってるそうな
あー意識ごちゃ混ぜにしたなぁと
納得したが。
朝からやめてください！になった。
